肩こりについて

首肩回りのお悩みなら、一度当院にご相談ください!

色々試してみたけれど、いまいち効果が出なかった・・・。
そんな方には是非当院の鍼灸を試してほしい!

こんなお悩み抱えていませんか?

  • 肩こりが酷くなると頭痛や吐き気、めまいもして鎮痛剤や湿布を常⽤している。
  • 仕事に集中できず、つい肩を無意識に揉んでしまう。
  • 上肢の痺れや重苦しさが気になって夜も寝られない。
  • 肩周辺が痛くて、腕を真っすぐ上に挙げられない。
  • マッサージやリラクゼーションに通っているが、効果は⼀時的だ。

これら頭痛・吐き気・めまい・上肢のしびれ・肩の関節の痛みは頑固な肩こりが原因かもしれません。

肩こりは精神的ストレスやホルモンバランスの異常などで引き起こされることもあります

・なで肩、ねこ背
・不適切な体位や姿勢の持続
・運動不⾜
・精神的なストレス
・⾃律神経の失調
・過労
・寒冷ストレス
・加齢
・ホルモンのバランス異常

原因としては上記のようなものがあり、これらにより⾸肩回りの筋⾁の筋⾁が硬くなったり、交感神経が過緊張を引き起こして、⾸や肩の知覚神経が”肩が凝った!”と信号を発しているものが”肩こり”です。

肩こり関連の症状

頚・肩こりをほっておくと、上肢の痺れや痛み、五十肩を引き起こすことがあります。
上肢や肩関節に通じる神経や血管は首から生じ、そこで筋肉のコリなどで血流が阻害されると上肢や肩の血行が悪くなるからです。
首(上流)の血行障害 ⇒ 上肢・肩関節(下流)の血行障害 

上肢の痛み・痺れ(頚椎症性神経根症、胸郭出⼝症候群など)

⾸の脊髄から分かれた神経は鎖⾻の下をくぐり、上腕から前腕を通り、⼿指に⾄ることから、上肢の重苦しい痛みやしびれはこの経路の中で起こる神経の圧迫や絞扼が原因であるといわれています。
レントゲン上で⾻に問題がない場合は、⾸や肩甲⾻、鎖⾻、肘、⼿⾸などの周辺の筋⾁などが神経を圧迫したり、絞扼することで症状が出現いたします。
したがって、検査ではいかにこれらの原因となっている場所を⾒極め、施術でそこの神経を開放するかがポイントとなります。


頚椎症は勿論ですが、頚部椎間板ヘルニア、胸郭出⼝症候群と医療機関で診断されても当院の施術の⼗分な対象となります。

肩周辺の痛み(肩関節周囲炎、五⼗肩、⽯灰沈着性滑液包炎など)

肩の関節系症状の場合、痛みが動かしたときだけ痛いか、動かさなくても痛いかがポイントとになります。

じっとしていても痛かったり、夜寝られないくらい痛みが強い場合は、まずは医療機関の受診をお勧めいたします。
激しい運動中・後の痛みは腱板炎や肩峰下滑液包炎が疑われます。
すぐに氷でのアイシングを行ってください。少し収まったら、湿布などで様子をみます。
レントゲン上で肩の腱板というところに⽯灰がたまっている場合もあります。注射で⽯灰を吸引し、痛み⽌めやステロイド剤を注射すると軽快します。

痛みと共に可動域が制限されている場合は五⼗肩です。特に背中で手を組む動作が出来なくなります。
最初は肩を関節可動域は問題が無く、動かす動作で痛みが⽣じますが(肩関節周囲炎)、痛くて動かさないでいると可動域が悪くなってきます。
肩の関節を包み込む袋や肩の潤滑油の⼊っている袋が癒着するためです。こういう状態を⼀般に五⼗肩と⾔います。肩関節のリハビリをしつつ、ハリ治療で首や肩周りの血流循環を促します。

当院の肩こり治療の特徴

根本解決による肩こりしにくい体質へ

⼀般的な肩こりの治療では肩や⾸、背中周辺のみを施術したり、電気を肩だけにあてたりします。
しかしながら、前述したとおり肩こりの原因は様々ですから、肩周辺だけ治療しても効果がなかったり、施術したときは良いが元に戻りやすくなります。
それは猫背などの不良姿勢の改善や、ストレスによる交感神経の過緊張状態から脱却を⾏えていないからです。

特に様々なストレスは肩こりを強め、頭痛やめまいなどを引き起こさせる厄介な要因です。
つまり、このような⽅は”肩こりしやすい体質”になっているのです!


様々なストレス➡交感神経の活動亢進➡筋紡錘(筋⾁内にあるセンサー)の興奮性を亢進➡筋⾁の過緊張➡末梢⾎管の収縮➡筋⾁の⾎流障害➡筋の過緊張➡末梢⾎管の収縮・・・


と肩こりの負のスパイラルにはまってしまい、湿布や飲み薬を⼿放せなくなってしまいます。
でも、ご安⼼ください。
当院では多くの⽅が痛み⽌めや湿布の依存から解放されています。
当院では検査で全⾝の状態を把握し、その状態に応じた施術をしてきます。
整体で歪みを、鍼灸で⾎流や⾃律神経を調整したり、猫背と関係するコリを取り除くことによって、結果として肩こりしにくい体質へ変化していきます。

肩こりになりにくい⽣活習慣をアドバイス

肩こりの根本的解決は施術を受けるだけでは⼗分ではありません。ご⾃⾝の⽣活習慣・⽣活環境にその原因は潜んでいます。
初回に書いていただいた問診票を元に肩こりの原因になっている⽣活習慣・⽣活環境についてアドバイスさせていただきます。
また、ご⾃宅でお灸が出来そうな⽅には。お灸も指導させて頂いています。

当院の肩こり・上肢の悩みに関するデータ

平成28年5⽉〜平成29年6⽉に来院した患者さまのうち


①⾸や肩のコリのみ
31名
②⾸や肩のコリ+上肢の痛み・痺れまたは上肢の痛み・痺れのみ
10名
合計 41名


のお悩みでハリ治療をした⽅の施術結果を集計いたしました。
施術結果は当院の施術を受ける前の肩こりの状態を10とし、次回施術を受ける前に10〜0のスケールを⽤いて、半分なら5、症状が全くない状態を0として回答してもらました。
なお、1回のみで来院しなくなった患者さんはデータから除外しました。2回以上通院され、途中脱落と考えられる⽅もデータに⼊れました。

男⼥⽐では⼥性の⽅が多い傾向がありました。
年代別では10歳台はいなく、80歳台もほとんどいませんでした。他の年代は14〜28%で、だいたい同じ割合でした。

肩こりでおなやみの⽅の約2割の⽅に頭痛が伴っていました。
その他にも、めまい、吐き気、⽿鳴りなどの症状もみられています。

平均通院6.4回で10あった肩こりが3.6(64%改善)になりました。

7割以上改善した⽅が67.7%、9割以上改善した⽅が25.8%でした。

平均通院7.1回で10あった上肢の痛み・痺れが2.6(74%改善)になりました。

半分以上改善した⽅が80%、9割以上改善した⽅が70%でした。

肩こりは平均6.4回の施術で症状の64%が改善し、7割以上改善した⽅が67.7%、9割以上改善した⽅が25.8%でした。
上肢の痛み・痺れは平均7.1回の施術で症状の74%改善し、7割以上改善した⽅が70%、9割以上改善した⽅が70%でした。
肩こりが9割以上の改善した⽅が25.8%と低い結果でした。
これは、肩こりが⽣活習慣・⽣活環境などの影響を⼤きく受けているのだということを現しているのかもしれません。
施術を受けるとともにスマホやパソコン作業時の姿勢、飲⾷状況、運動習慣などを⾒直されると良いと思います。

内科的疾患でも肩こりが生じることがあります

上記の生活習慣の改善などを試みても解決しない場合、内科的な部分で疾患があることもございます。

狭⼼症や⼼筋梗塞の前兆

狭⼼症や⼼筋梗塞などを治療中の⽅、ペースメーカーを⼊れている⽅、動脈硬化、⾼⾎圧症、⾼脂⾎症、糖尿病、肥満、ヘビースモーカーの既往がある⽅は注意してください。
肩周辺の痛みや重だるさなど、
特に左側の肩や背中が凝る・胸にかけての痛みがでたり、また、左の腕が痛くなったり・重だるくなることがあります。

肝臓・胆のうの病気

右肩や右肩甲⾻周辺、背中が痛む時は肝臓や胆のうに障害がある場合があります。
肩のこりだけでなく、右悸肋部(右脇腹)に鈍痛を感じたり、⾵邪をひいた時のように体がすごく重たく、常に疲れが取れない・⾎液検査などで肝臓の数値がいつも⾼い⽅は注意してください。

胃腸の障害

胃の調⼦が悪い時は胃部に痛みや不快感がでることが多いですが、
肩甲間部(背中よりやや上部)に痛みや重苦しい感じがすることがあります。
暴飲暴⾷、冷たいもの⼤量に摂取するとで肩こりを感じる場合もあります。

肺の病気

肺炎や肺結核、肋膜炎の初期は発熱の他に背中や肩・肩甲⾻周辺が凝ったりだるかったりする
ことがあります。
また、肺がんの初期症状のこともあります。

その他の病気

甲状腺、咽頭・喉頭、⻭科の問題でも、肩やその周辺にコリ感や違和感を感じることがあります。

下記に当てはまる方は一度専門の医療機関に診察に
  • ⼀⽇中、何しても常に肩こりなどの症状があり、楽になることが無い。
  • 整体やカイロプラクティック、鍼灸などの治療を受けても全く改善しない。(おおむね、3回程度)
  • 2週間以上倦怠感、疲労感がずっと続いている。
  • 1か⽉で3kg以上の体重の減少がある。

根本的な肩こりの改善のために・・・

①計画的な施術が必要です

当院では、患者様の根本的な改善のために、計画的な施術をおすすめしております。

初回で施術前後の変化を実感はしていただけますが、1回のみだとその場きりであり、根本的改善は残念ながら⾒込めません。
当院の施術データでは6.4回受けると平均して症状の64%が改善しましたが、10回以上継続した⽅で⾒てみると、83%の⽅が8割以上肩こりが改善していることがわかりました。

したがって、安定した改善を考えると10回程度施術が必要だと考えられます。
これは定期的に施術を受けることで、徐々に効果が蓄積され、首や肩周りの血行が良くなることで、コリが緩和されたり、自律神経の働きが良くなってくるからです。

「楽になるにはずいぶんかかるんだな・・・」と思ったかもしれませんが、治療の効果が身体に定着するのは時間がかかるものなのです!
時間をかけてできた悪い身体を良くするには1回、2回の単発の施術では不可能だと考えています。

②日常生活の改善が不可欠です

肩こりに関して施術の効果6割⽇常⽣活の⾒直し4割だと考えています。

したがって、計画的な治療も必要ですが、それだけではなく⾃⾝で姿勢に気を付けることや適度な運動習慣、きちんとした食習慣を取り入れることが重要だと考えています。

運動

肩こりのある人は運動習慣がない人が多いようです。
時間を⾒つけて、おうちの周りを散歩するなど、⽇常から運動を取り⼊れましょう。
ただ、散歩する習慣を身に着けて行うだけでも肩こりが薬になります。
現在、youtubeなどで検索すると、簡単なエクササイズやストレッチ、筋トレの動画が沢山ありますので、外出する時間が無い人はそのようなものを取り入れてみても良いと思います。

ストレス

リラックスとリフレッシュの時間を作る
「リラックス」は、「くつろぐ」「落ち着く」「ゆっくりした気分になる」といった意味で、静かに心と体を休ませる状態を作るということです。「リフレッシュ」とは、再び元気を回復するという意味で、新鮮さを失ったり、古くなってしまったものを、元の状態に「戻す」ことです。温泉に行ったり、美味しいものを食べたり、買い物に行ったり、朝にゆっくりコーヒーを飲んだり、ヨガをしたり、ストレッチをしたり・・・・。そのような自分だけの時間を作って、楽しく過ごすことが大事です。

原因がある場合は以下の行動を行う
 原因と対面し、戦って勝つこと
 原因の前から去ること、逃れること
 原因を気にしないこと

傾聴してくれる人を探す
人に話すことで脳の中で「情報の整理」と「慣れ」が進み、思い出→記憶→記録→抹消が進みます。できればすべてをさらけ出し、溜まった感情を嘔吐のように出し尽くすと良いです。意外にすっきりして、“囚われ”が無くなると同時に徐々に自律神経症状が解消されるのが分かると思います。

過労

⼀⽣懸命頑張る⽅に限って休息を悪いもの、怠けていると考えたりします。
または本当は休みたいけど、会社的に休めない!と思うかもしれませんが、頑張るためにも休息は意識的に取らなければいけないものです。そうしないと、⼼⾝が壊れて取り返しがつかないことになります。

はっきり言いますが、会社はあなたを守ってくれないことがあります。あなたのことを知っているのはあなただけです。会社や他人に振り回されず、ご自身の身体に聴いて、それに従って行動しましょう!
そして、そのことを理解できない会社なら辞めましょう。ぼろぼろにされて捨てられるだけです。

飲食

暴飲暴⾷はストレス解消にはなりません! 質のいいものを少なくとるという考えも必要です。
胃腸は冷えに敏感です、冷たいものはほどほどに。
また、米や雑穀類は問題ないのですが、小麦製品や砂糖、乳製品、加工品は普段はあまり摂らない方が良いです。嗜好品と考える方が無難だと思います。

睡眠不足

朝起きてだるいのは、あなたにとって睡眠不足かもしれません。12時には寝るようにしましょう。
睡眠時間は多いに越したことはありません、十分すっきりするまで寝ましょう!

最後に

肩こりが改善されるとこんなにいいことが待っています!

  • 鎮痛剤や湿布も貼らなくなった。
  • 仕事の能率が上がった。
  • 夜、熟睡できるようになった。
  • 姿勢が良くなった。
  • マッサージやリラクゼーションに通わなくてもよくなった。
  • 少し無理をしても頭痛やめまいなどが起きなくなった。

心も体も軽くなる未来が欲しい方はお気軽にお問い合わせください!