【出張講座承ります!】家庭でできるマッサージ・お灸講座

はじめに

人のカラダに触れ、労わる(労われる)ことは健康状態の把握やスキンシップによる心身の安静につながり、身近な健康保持活動の一つであると考えられます。しかしながら、この“触れる”行為は昨今の忙しい現代社会では寧ろ、ないがしろにされている風潮があります。

お灸やあん摩はさかのぼること飛鳥時代~平安時代に遣唐使らによって大陸から伝わり、主に家庭内で出来るセルフケアとして広まっていきました。江戸時代までは漢方薬や鍼は医師(漢方医、鍼医師)が、お灸やあん摩は自宅で各人が行っていました。

昭和の時代でも、お祖父さんやお祖母さんが灸をすえていたとか、あん摩さんを自宅に呼んでいたなどの話を聞きますが、平成になったあたりからは聞くことが無くなってきました。

社会の変化に伴い人間関係が希薄

令和の時代が到来し、人々の生活の中にますますIT技術がどっぷりと浸透してきていますが、新型コロナが蔓延してからは加速度的にそれが広まっているように感じます。

合理化と利便性の追求の中で、昭和以前のアナログ的な生活スタイルが徐々に影をひそめるようになり、新型コロナにより対面活動が減少したことで人とのつながりが希薄になり、心のつながりが不安定になってきていると日々感じています。

こんな時代だからこそ“触れる”ことをもう一度考える必要があるのではないでしょうか?

マッサージやお灸は直接人に触れ、労われる優れたケア法です。すべての人があん摩やお灸を当たり前に行っていた時代がありましたが、今この時代だからこそ、必要としていると私は考えます。

東日本大震災の経験から・・・

また、このような考えになったのは、新潟中越地震や東日本大震災での避難場所でのマッサージボランティアでの経験があります。

有事の際、周りの人が体調が悪くなった時にあん摩マッサージが出来たり、河原でよもぎを摘んで、もぐさを作って自ら治療できたら心強いと思いませんか?

ボランティア経験の詳細はこちら

自分でできるお灸・マッサージを学んでみませんか?

目的と活用

  • 日本の伝統医療であるお灸、あん摩指圧マッサージの啓蒙・普及
  • セルフケアによる健康増進
  • スキンシップを通しての心身のケアの補助、コミュニケーション
  • 災害時のサバイバルケア(タッチセラピーとして)の習得

対象

宮城県内に在住の方で主に

  • 中学校や高校、官公庁の職員、一般企業など
  • その他、10名程度集めていただくならば赴きます。

内容

座学:45分程度

鍼灸の歴史、あん摩マッサージ指圧の歴史、科学の目からみた鍼灸・マッサージ、施
術の効能・注意点、世界で実施されている鍼灸・マッサージなど

実技:45~90分程度

※素人さんなのであまり難しいことは指導しません。

45分コースの場合:肩こりに対する施術法です。施術範囲は頚部、肩甲間部、上肢。
*座位でも可能です。

90分コースの場合:肩こりのコース+腰痛に対する施術法です。主に腰背部、殿部、
下肢。
*横になるスペースが必要です。

内容は御相談応じます。興味のある方はご一報ください。