腰痛について

腰痛は、様々な負担要因が腰の血行を悪くし、その状態に物理的な負担がさらに加わることで生じます!

腰痛は、何もないところからいきなり発⽣するものではありません。
必ず何らかの原因が存在します。

腰痛には必ずベースとなる基礎要因が存在します。これらを当院では⼀時的負荷と呼んでいます。
この負荷が何度も繰り返されたり、⻑期に負荷がかかることで、全⾝または局所(腰の筋⾁や靭帯、椎間板、関節など)の⾎⾏が悪くなったり、交感神経が緊張し、閾値が下がった状態にさらに同じような状態がプラスされたことによってからだの限界をこえることで腰痛が引き起こされます。
⼀時的負荷⼀時的負荷+・・・・ > 閾値(からだの限界
の状態です。

また、⼀時的負荷がかかった状態で、さらに急激な体を曲げたり伸ばしたりの作業や⻑時間の中腰や歩⾏などの動作要因(⼆次的負荷)が掛かることでも⽣じます。
⼀時的負荷⼆次的負荷 > 閾値(からだの限界
の状態です。

一時的負荷

・不適切な体位や姿勢の持続
・運動不⾜
・肥満
・精神的なストレス
・過労
・寒冷ストレス
・加齢など
・⾻や関節の変形(器質的変化)
・捻挫や打撲、交通事故などの後遺症

二時的負荷

・急激に体を曲げたり伸ばしたりの作業
・⻑時間の中腰や歩⾏など

この二つが要因で、腰痛 になります。

腰痛の改善方法・治療の3つのポイント

腰痛治療では、この負荷のかかり⽅、状態は個⼈によってさまざまなので問診や検査で⾒極めた上で治療を⾏う必要があります。

腰痛の改善方法・治療の3つのポイント
  • ⼀時的負荷のかからないよう⽣活、仕事環境の⾒直し、正しい姿勢の指導で環境を整えること
  • ⼀時的負荷によって悪くなった体の状態を整えること
  • ⼆次的負荷によって⽣じている筋⾁のコリや関節のゆがみやズレ、炎症を取り除くこと

生活習慣・生活環境を見直す

・睡眠は⼗分にとれていますか?
・⾷事は偏りはありませんか?多すぎませんか?
・お通じは適切ですか?
・ご⾃⾝の腰痛が⽣じる姿勢や要因などを理解できていますか?
・無理な姿勢で物を持ち上げていませんか?
・運動は適度に⾏っていますか?
・体重は多くはありませんか?
・ストレスは溜めていませんか?きちんと発散されていますか?
・重いものを持つ習慣はありませんか?

上の項⽬がすべて適切な⽅はほぼ腰痛はないと断⾔できます!


レントゲン上での⾻や関節の変形や加齢による変形はしょうがありませんが、それが有る無しがほとんどの腰痛の原因ではありません!
上記の項⽬を適切に⾏うことでかなりの腰痛を予防することが可能です。


また、腰痛が出ていても⽣活環境を整えることで痛みを改善させることが可能ですし、当院の治療を受けることでより早く治すことが可能です。

当院の腰痛治療の特徴

徹底した問診・検査で、痛みしびれの原因を⾒つけ出します。

前述したとおり、⽣活環境・⽣活習慣がほとんどですが、⽣じる最も⼤きな理由は”しすぎ”からくる”疲労”です。
特に⽴ちすぎ、座りすぎ、重い物を持ちすぎ、中腰の作業のしすぎからくる疲労が⼀番の原因です。それ以外に冷えや体重の増加なども痛みの要因になっています。

最初は軽度な肩こりや腰痛だったものを我慢していたり、慢性化して痛みやコリに鈍感になっていた後に何かのきっかけで急に症状が出現することが多いということです。

坐⾻神経痛や椎間板ヘルニアなどもいきなり発症するのではなく必ず腰痛なり、お尻の痛みなり、その前段階の症状があります。したがって、軽い段階で治療すれば悪くなることはないということです。

当院では痛いところだけでなく、全⾝の⾎⾏を良くする施術もしていきます

⼀般的な腰痛の治療では腰や下肢周辺を施術したり、電気を腰だけにあてたり致します。

しかしながら、前述したとおり腰痛の原因は様々ですから、腰周辺だけ治療しても効果がなかったり、施術したときは良いが元に戻りやすくなります。

当院では検査で全⾝の状態を把握し、その状態に応じた施術をしてきます。
整体で歪みを、鍼灸で⾎流や⾃律神経を調整いたしますので、結果として全⾝の状態がよくなり腰痛が改善していきます。

腰部の椎間関節や仙腸関節を調整するAKA(関節運動学的アプローチ)を⾏います。

関節の動きが悪くなることで痛みや歪みが⽣じ、その関節の動きを他動的に調整することで症状を改善していくものです。⾻盤(仙腸関節)を中⼼に軽くソフトな⼿技で関節部を調整(離開・滑り)していきます。
ボキボキするような⼿技ではありませんので、痛くありません。

AKAはあらゆる関節に⾏うことができますが、特に⾻盤の仙腸関節と腰部の椎間関節が重要だと考えています。
したがって、腰痛や下肢痛などにはよく反応する⼿技となります。

当院独⾃の⻑針を⽤いて深部の筋⾁を緩ませます。

なかなか治らない腰痛や下肢痛は腰部や臀部の深層の筋⾁や神経が原因であることが多いのです。
深層筋(回旋筋、多裂筋、腰⽅形筋、⼤腰筋、中・⼩殿筋など)は筋⾁層の最も奥に位置し、凝り固まるとかなりの硬さになるため、指で押しても、電気を流してもあまり効果がみられません。

また、神経では腰神経後枝内側枝や腰神経叢、仙⾻神経叢、腰部神経根などが炎症を起こして痛みとなることがあります。

このような場合、腰痛・下肢痛の場合腰部や臀部の深層に針先が届くように⻑針を⽤いて治療していきます。

鍼をすると”待ってました”と⾔わんばかりのズドーンとかズシーンとかという重苦しい響き・衝撃が⾛りますが、痛みで苦しんでいる⽅には悪いところに⼿が届いたごとく、「気持ちいい」といいます。

特に10年以上の腰痛や椎間板ヘルニア、坐⾻神経痛、オペ後にも痛みが治まらない、など症状が重い⽅はある程度のズドーンという響きは覚悟してください。それが無いと治りません。ズドーンとした鍼治療後に徐々にもしくは急激に良くなります。

当院では、腰痛の根本的な改善のために、計画的な通院施術をおすすめしております。


それは当院のデータからも5〜7回程度の通院(1か⽉半程度)で、改善がみられているからです。
もちろん初回で前後の変化を実感はしていただけますが、1回きりだと症状の改善は⾒込めません。
施術効果が体になじんでくるには5回程度の施術(約1か⽉)は必要であり、安定した改善を考えると10回程度の施術は必要だと考えています。

定期的に施術を受けると治療効果が蓄積してきて、症状が徐々に楽になってきます。
症状の9割が改善してきた、もしくは次の施術(1週間後)まで症状が出てこなくなってきたら、1回/10⽇または1回/2週間の施術で様⼦をみます。再び症状が悪化するようでしたら、もう⼀度1回/週の施術を続けてください。そうやって、徐々に間隔を空け、治療を卒業していってください。

「楽になるにはずいぶんかかるんだな・・・」と思ったかもしれませんが、本当の意味で⾝体が良くなるにはずいぶんかかるものなのです!悪い習慣で起きた症状ですので、元に戻すのはそれなりの覚悟が必要です。

当院の腰痛・下肢痛に関するデータ

平成28年5⽉〜平成29年6⽉に来院した患者さまのうち
①腰痛のみ
37名
②腰痛+下肢の痛み・痺れまたは下肢の痛み・痺れのみ
23名
合計 60名
でハリ治療をした⽅の施術結果を集計いたしました。

施術結果は当院の施術を受ける前の肩こりの状態を10とし、次回施術を受ける前に10〜0のスケールを⽤いて、半分なら5、症状が全くない状態を0として回答してもらました。

1回のみで来院しなくなった患者さまはデータから除外しました。2回以上通院され、途中脱落と考えられる方もデータに入れました。

男⼥⽐では男性が多い傾向がありました。
年代別では10歳台いなく、他はほぼ同じくらいの割合になりました。

発症から来院までの期間ですが、44%の⽅が1年以上または慢性と答えました。
1週間以内というのが25%ありましたが、これは急性腰痛(ギックリ腰など)だと考えられます。

当院に腰の痛みで来られる患者様も”前かがみになる”ときにつらい⽅が⼀番多いです。
次いで”背筋を伸ばす”、”座位からの⽴ち上がり”などの伸展動作でした。

平均通院5.0回で10あった腰痛が1.8(82%改善)になりました。

5回の通院で7割以上改善した⽅が78.4%、9割以上改善した⽅が59.5%でした。

平均通院7回で10あった下肢の痛み・痺れが2.2(78%改善)になりました。

7回の通院で半分以上改善した⽅が88.3%、9割以上改善した⽅が56.7%でした。

以下の場合は当院でお受けできない可能性もあります

  • 腰部椎間板ヘルニアの脱出塊の形態・⽅向
  • 脊柱管狭窄症による⾺尾神経障害
  • 交通事故での脊椎⾻折や脱⾅による脊髄損傷
  • 腰部周辺の腫瘍

によっては以下の症状が出現します。

・両下肢や⾜のしびれていたり、感覚がない感じがする
・下肢に⼒が⼊らなくて歩⾏しにくい
・おしっこが急に近くなったり、出にくくなっている
・性器周りや肛⾨付近がしびれているような感じ
・全⾝の倦怠感、急激な体重の減少
・安静にしていても24時間痛みが変化しない


このような症状がある場合はまず医療機関にて精査してもらってください。
その結果問題が無い場合、施術を承ります。

また、残念ながら当院の施術を⾏っても約10%の⽅は良くなりませんでした。
検査で探しきれないのか?施術が効かなかったのか?
そもそもハリ灸や整体では治らなかった可能性があります。