宮城県大崎市で施術実績2万人以上を誇る鍼灸

あすなろ鍼灸院

あすなろ臨床ノート

冷え症の対処法と鍼灸治療

冷え症(冷え性)の実態
冷え症は一般的に更年期以上の女性に多いとされてきましたが、近年では若年女性に増加の傾向があり、男性にも一定数存在するといわれています。

平成28年の国民生活基礎調査の"手足が冷える"の有訴率(人口1000人に対する人数)は男性で14.6人、女性で32.7人で近年(平成22、25年調査との比較)では減少傾向にあり、全体数もそれほど多くないと感じていますが、日本人女性の約半分が冷え症であるという報告もあります。

この冷え性ですが実は諸外国では冷え症という特別な用語は無く、日本人の言っているような"冷え症(性)"について大きく語られることが無いようです。

これは、生活習慣の相違や冷え症に対する歴史的、風土的、民族的、医学的概念が希薄であり、特に命に係わる症状ではないので、軽く扱われてきたということからも言えるのではないでしょうか?

日本においても西洋医学の立場では"冷え症"という病名はもちろん存在が無く、"冷え性"という状態や性質として扱われることはありますが、病的なものとしてとらえてはいません。

逆に東洋医学的な立場では外邪としての"寒"や内因としての"冷え"自体を対象として漢方薬は鍼治療をしてきた経験があり、西洋医学よりも大きな問題としてとらえていると言えます。

冷え性の定義
「冷え症とは何ぞや?」ということに関して現在のところ、統一された定義は未だありません。

多くの文献をまとめると、
"通常の人が寒く感じない程度の温度で冷えを自覚し、それに持続性がある"、
"体幹部と末梢部(特に足)に温度差がある"
"寒冷刺激に暴露された後の皮膚温の回復が遅い"
などが冷え症の概念として示されています。

これらのことから冷え症とは

①冷えの自覚がある
②お腹や背中や腰などの温度と手足の温度差がみられること
③寒い環境下から温かい環境下に移った後の手足の温度の回復が遅い
ものが"冷え症"と定義している報告があります。


冷え性の成因として考えられるもの
図1.png

生活習慣の乱れやストレスが影響し、動物性たんぱく質の摂取量が少なく、体型ではやせ型の人が冷え症を訴えることが多いようです。


冷えの病態
脳内に視床下部という自律神経の状態をコントロールする器官があります。
生活習慣の乱れや疲労、睡眠不足、精神的ストレス、季節・環境の変化、年齢の変化などで身体のバランスが崩れると、その情報は視床下部に伝わり、自律神経系が乱れたり、内分泌系(ホルモン分泌)が乱れます。

すると、からだの中心部を守ることが先決ですから、末梢である手や足を犠牲にするために末梢の血管を収縮させます(皮膚表面や手足の血管を収縮させて、熱放散を抑える)。これが冷え症(特に手足)です。


冷え症の対処法
ご自宅で行う場合は張るカイロやマッサージ、お灸などを利用すると効果的です。

カイロ等での対応法
温かい蒸しタオル、蒸気温熱シート、張るカイロなどを首の後ろ~背中当たりの張ることで、首や背中だけではなく、手足の血行循環を改善させます。

もしさらに追加する場合は腰やお腹に貼るのも良いでしょう(低温ヤケドに注意)。
ただし、そのまま寝たり、押し付ける状態が長く続けてしまうと、低温ヤケドの危険がありますので、ご注意ください。
図2.png


マッサージでの対応法
足先の指を中心に、足の裏やふくらはぎをゆっくり、気持ちの良いやや痛気持ち良い程度に片足10分、合計20分程度マッサージするのも効果的です。


お灸での対応法
首の後ろの大椎というツボが効果です。
また肩甲骨の間(背中)や臍の周り、腰にある大腸兪、下肢にある三陰交、足三里、太衝などに一回当たり1~2個づつお灸を行うことも良いです。
図3.png


鍼灸の効果
国内の論文での評価は、自・他覚所見により総合的になされているものが多く、その効果はおおむね50~70%程度となっています。

鍼通電療法、お灸との併用、置鍼法などの研究がありますが、とびぬけて効果があるというよりは肩こりや腰痛、イライラ、めまい、頭痛などの随伴症状が緩和する中、冷え症も次第に改善される経過をとります。これは、冷え症の原因が"自律神経の乱れ"からくることからもうなずけます。

鍼灸で全身の血行を改善したり、自律神経の働きを改善される中で徐々に効果がみられるといったことです。

当院での冷え症改善も同じような流れで改善しています。
気づいたら・・・「そういえば、最近冷え無くなりましたね!」といったことが良くあります。

鍼灸治療で良くなっていくと、
・徐々に冷える場所が少なくなっていくことに気づきます。
・寒い場所に行っても「寒い」と感じにくくなってくる。
・電気毛布やカイロが要らなくなる。

といったことを感じると思います。

当然、冷え症が改善されているということは、肩こりなどの随伴症状も良くなっていますが、肩こりなどの症状回復よりも冷え症の改善は時間がかかるようです。

冷え症に悩んでいる方は、当院の鍼治療も効果的ですので、選択肢の一つに入れてみて下さいね!


<追記 2018.12.10>
冷え症の対処法 その2
灯油ヒーター等に足指をかざして2~3秒すると「あちっ!」となりますが、休み休みこれを繰り返すと足先の末梢の血管が拡張して温かくなります!
1回で解消されないときは、1日何回かを数日以上繰り返してみてください。
*皮膚が弱い方、熱さを感じにくい方、足が痺れている方(知覚麻痺)、糖尿病などの方、ご自身で足の動きを制御できない方は危険ですのでやらないでください。


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